新人看護師の生きる術~その①~
昨日の準夜は、お局様と一緒でした。
これはもう終始へこへこへらへらして8時間過ぎるのを始業開始前から祈るしかない。。
もうね、今日に限っては何事も起きるなと祈れば祈るほど色々と起きるんですよね。
まず、開始早々患者のおじいさんが
「かあさーん!かあさーーん!!帰るぞ!」
とか叫びだすんですよね。
こういう患者は不穏という状態になっています。
不穏:患者が穏やかな状態ではないこと、あるいは興奮することが予測できる状態にあること。
こうなれば、こちらは手も足もでないんですよ。
しかし実際には、こちらは手も足も出されるんですよ。
寝たきりのおじいさんなんでね、初めはペシペシされるんですよね。
うふふ。可愛いお爺さんね。うふふ
なんて思えるんですよね。
そこをね、昨日は左頬にスパーンと右ストレート頂きましたねぇ。
もうね高齢者だろうが男は男なのでめちゃめちゃ力強いんですよ。
もうねぇ、殴られた瞬間にかわいいお爺さんからガッツ石松にしか見えなくなったよね。
ガッツ石松は嫌いじゃないけどこの時ばかりは憎んだよね。
「ちょっちゅねぇ。。。」と呟いてお薬たっぷり盛ってその場を去りました。
(豆知識)※具志堅用高の嫌いなものワースト1位:むやみやたらに「ちょっちゅねぇ~」を使う奴。
あ、新人看護師さんの生きのび方について説明していきたいと思います。
1.挨拶をする
これは社会人の基本。というか、お友達同士でも挨拶はしますよね?社会人になるとこれができなくなるんですよ。嘘のような本当の話。毎年これがクリアできなくて辞めていく新人さんがいます。
何と言っても挨拶する相手は今まで接してきた人間とは全く別物です。挨拶をしても冷たく返されたり、ましてや無視されたりなんて当たり前の環境かもしれません。けど、そこで頑張って声をかけるのが大切なんです。初めは無理に笑顔も必要ありません。とにかく挨拶することが大切よ!
仕事ができなくても、ミスを繰り返しても、仕事が遅くても初めはしょうがないです!だけど、挨拶だけはできますよね?騙されたと思って頑張ってみてください♪
2.報告連絡相談する
これも大切です。
新人さんが一人で仕事ができるなんてこと、先輩たちは誰ひとり期待していません。(きっと)。ただ、できないことをできないと報告する必要があるのです。
それに、新人さんは『出来ている』と思っていることでも、平気で間違いであることはざらにあります。それが患者さんに実施されて悪い影響があった場合、困るんです。看護師としても、職場の先輩としても。
ただ、新人さんにとって”恐い存在”の先輩に話しかけるなんて勇気のいることですよね。
ぽむ子。も新人時代そんな経験があります。
報告しろというから話しかけるのに
ぽむ子。「すみません。報告しても良いですか?」
先輩『やめて。』
ぽ「は、はいぃぃぃぃ!」
~しばらくして~
ぽ「先輩、良いですか?」
先『だめ。』
ぽ「は、はふぅぅぅん。」
~そして~
先『え?なんで報告してこない訳?早く報告しろっていつも言ってるよね?』
ぽ「すみまてん。(心の声:さっきだめだって言ったや~ん。)」
てな感じです。いつも社会は不条理。不公平なのさっ。
新人看護師のみんな!頑張ろうぜっ!!
最低この2つを抑えていれば大丈夫よ!自信をもってね♡
ぽむ子。